
ふらふらと書店を歩いていたところ、目に付いたため即購入した『世界の一流は「休日」に何をしているのか』という本。
これまで「仕事の仕方・効率化」などに関するビジネス本は多く読んだことがあるものの、「休日」にフォーカスした本は出会ったことがなたったですし、さらに「一流」というワーディングに釣られてつい買ってしまいましたね。
今回は、そんな本書を読んでみての感想と、どんな方へおすすめなのか、まとめていきます。
率直な感想
本書は、「休日に対する日本と世界の考え方の違い」に始まり、「休日の過ごし方が仕事のモチベーションや効率性にも関係していること」、さらに「充実した休日を過ごすための具体的な方法」など、理想的な休日とそれを実践すべき必要性について体系的にまとめられていました。
個人的には、休日なんて平日に猛烈社員として擦り切れた自分自身を、身体的・精神的に少しでも回復させる日くらいにしか考えず、どう過ごすことが良いのかなんて真剣に考えたことはなかったため、目からうろこの話がいくつもありました。
特に、本書のなかで
「休日の時間を主体的に使っていくこと、これが自己効力感に繋がる」
「そしてこの自己効力感が仕事へのモチベーションや効率アップに寄与する」
こういったメッセージングがありましたが、これは本当にそうだなと感じました。
振り返ってみると、確かに何か明確な意図を持って、計画的に休日を過ごしたときは、やたら達成感や充実感があるという経験が何度もあることを覚えています。
転じて、休日を特になにも考えずにyoutubeを見たり、ゴロゴロ寝たりして過ごした結果、無駄に過ごしてしまったという罪悪感や、日曜の夜に翌日仕事であることへの絶望感に襲われることは数多ありました。
これは自分が時間に支配され、無意識に休日を過ごした結果、自己効力感が下がり、仕事へのモチベーションも下がっていたからなのだと、はたと気付かされました。
個人的に、ビジネス本には①自分の心に刺さる内容が一つでもあったか、②すぐに取り組めそうな発見があったか、この2点を重要視しています。
その観点で、いずれも満たしており、満足できる内容であったと思っています。
本書はどんな人におすすめか
すべてのビジネスマンが読んでいただいて損はないと思いますが、特に以下に該当するような方にはおすすめです。
✅ 休日の過ごし方に後悔することが多い人
✅ 週明けの仕事への絶望感に襲われることが多い人
✅ 月曜から気持ちよく仕事のスタートダッシュを決めたい人
✅ 充実した休日にさらに磨きをかけたい人
まとめ
今回は『世界の一流は「休日」に何をしているのか』を読んでみての正直なレビューをしてみました。
本書では、「休日の過ごし方」をテーマに、仕事の効率性や人生の満足度アップにつながる様々な具体例がまとめられており、非常に有意義な内容でした。
「一流になるにはまず一流を真似ることから」と良く言われるくらいですから、皆さんも本書を読んで一流のビジネスマンが実践する休日の過ごし方を真似てみてください。
急に一流にとはいかないまでも、少なくとも今の自分より良くなることは間違いないはずです!
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