職場などで、
「飲み会に行くと言ったのに、急に行けなくなってしまった」
「飲み会に行くと言ったのに、日付が近いづいてきたら行きたくなくなってきた」
こんな経験、サラリーマンなら誰でも一度はあるのではないでしょうか。
また、実際断るにしても断って嫌われないだろうか、どう断るべきかなど悩むことも多いと思います。
今回はそんな方へ向けて、一度行くと言った飲み会の断り方のポイントから、断る際の具体的な例文までご紹介していきます。
これを見れば、相手へなるべく悪い印象を与えずに、飲み会を断るコツがわかると思います！ぜひご覧ください。
そもそも一度行くと言った飲み会を断って良い？
一度行くと約束した飲み会を断るのは、相手に悪い印象を与えるのではないかと心配になりますよね。
しかし、仕事や家庭の事情や体調不良など、やむを得ない理由がある場合は、誠実な対応をすれば問題ありません。
また、仮に気乗りしない程度の理由である場合でも、断り方次第で関係を悪化させることは避けることができます。
むしろ、無理に参加してつまらない態度をとるほうが関係を悪くする可能性がありますので、そんなときは思い切って断る方が良いでしょう。
一度行くと言った飲み会の断り方【基本編】
ここでは一度行くと言った飲み会の断り方として、まずは押さえておくべき基本事項をご紹介します。
できるだけ早めに伝えるのがマナー
一度行くと言った飲み会を断る場合、とにかく早く伝えることが重要です。
早く言ってもらえれば相手も予定を調整する時間が生まれます。特に、予約が必要な飲み会では、キャンセル料が発生することもあるので注意が必要です。
断りを入れるのは言いづらいことですが、遅くなる方がどんどん相手の迷惑になるということを意識しましょう。
バレる嘘はNG！正直に理由を伝える
一度行くと言った以上、断る際には何らか理由を言う必要あると考える方も多いと思います。
この際、事実と異なる適当な嘘をつくと、後からバレたときに信頼を失う可能性があります。
例えば、「仕事が入った」と言いながら街で歩いているところを見かけられたら、すぐに嘘だとバレてしまいます。
きちんと「体調が悪い」や「家庭の事情」など理由があるなら、正直に伝えることが大切です。
申し訳ない気持ちを伝えつつ、簡潔に断る
長々と説明すると言い訳がましくなってしまうため、シンプルに謝罪しつつ、理由を伝えるのがベストです。
断る時にメールは避ける！できるだけ対面で伝えよう
言いづらいからと言って安易にメールに頼るのは信頼を失いかねません。人によっては軽く扱われていると思われてしまう恐れがあります。
誠意を伝えるためには、できるだけ対面伝えるようにしましょう。
次回は自分から誘う
断り方から少し脱線しますが、一度断ってしまった場合、次回は自分から誘うことをお勧めします。
相手からすれば、理由がなんであろうとも、一度断られると次回は誘いにくいものです。
断った相手との人間関係を良くしたいと思うのであれば、次回は自分からアクションを起こすことが重要です。
一度行くと言った飲み会の断り方【理由別】
ここでは断る理由に応じた、具体的な例文をご紹介します。以下の内容をベースに、実態に合わせてアレンジしてみてくださいね。
体調不良を理由にする場合の例文
「朝から少し体調が優れません。大事を取って今回は遠慮させていただきます」
「風邪気味で咳が続いています。他の方に迷惑をかけるといけないので、今回は遠慮させていただきます。」
家庭の事情を理由にする場合の例文
「家族の都合で急な用事が入ってしまいました。申し訳ありませんが、今回は欠席とさせていただきます。」
「奥さん（旦那さん）から今回はダメだと言われてしまいました。申し訳ありません。」
仕事が忙しいことを理由にする場合の例文
「急ぎの仕事が入ってしまい参加が難しくなりました。申し訳ありません。」
「締め切りが迫っていて、どうしても片付けないといけない業務があるため、今回は欠席させていただきます。」
金銭的な事情を理由にする場合の例文
「我が家はお小遣い制なのですが、今月は出費が多く、厳しい状況になってしまいました。申し訳ありませんが今回は遠慮させていただきます。」
「少し金欠気味で、今回は控えさせていただきます。またの機会にお願いします。」
正直に気持ちを伝えて断る場合の例文
「楽しみにしていたのですが、最近ちょっと疲れが溜まっていて、今回は遠慮させていただきます。」
「気分的に今日は飲み会の気分ではなくて。申し訳ないですが、今回は遠慮させていただきます。」
番外編：そもそも断る際に明確な理由は必要か？
上記のとおり具体的な方法をご紹介しておきながら反対のことを言うようですが、ドタキャンなどを除いては、断る際に明確な理由は必要ではないと思っています。
急なキャンセルであれば相手に迷惑をかけるため、相手も納得する理由を伝える必要がありますが、そもそも早い段階なら「申し訳ありません。所用ができたため、今回は行けなくなりました。」
これで問題なることはほとんどないと思います。
一度行くと言った飲み会の断り方で悩むことを減らすコツ
体調不良や家族の都合など明確な理由があれば良いですが、なかには安請け合いして、後からなんとなく行きたくないと思ってしまうような人もいるのではないでしょうか。
そんな方は、後で後悔しないよう自分なりの飲み会への参加ルールを作ると良いかもしれません。
また、そもそも飲み会が好きでなはない場合には、社内で飲み会に行かないキャラを構築することも一つの選択肢となります。
飲み会参加への自分ルールを作る
飲み会の参加・不参加を判断する基準を自分の中で決めておくと、迷わずに済みます。
例えば「週に1回まで」「金額が○○円以上なら断る」「翌日に大事な予定がある日は参加しない」「○○さんの誘いは絶対行く」など、明確なルールを決めることで、無理なく人付き合いができます。
普段から「飲み会に行かないキャラ」を確立する
普段から「飲み会にはあまり行かない」というスタンスを周囲に認知してもらうと、そもそも誘われる回数が減り、断る際の負担も軽減できます。
「お酒が弱い」「早寝早起きが習慣」などの理由を伝えておくと、自然に飲み会を回避しやすくなります。
一方、飲み会もコミュニケーションの場であることは確かです。
飲み会に行かない分、普段の会話、あるいは別なアクティビティなどを通じて関係性を深めることは意識した方が良いかもしれませんね。
まとめ
今回は、一度行くと言った飲み会の断り方のコツと、断る際の具体的な例文をご紹介しました。
一度行くと言った飲み会を断ることは、相手から嫌われないかなど心配事も多いと思います。
ただ、今回ご紹介したような適切なタイミングと理由、方法で説明することで、相手の理解も得つつ断ることが可能です。
今回の記事を参考に、自分にとって無理のない飲み会との付き合い方を見つけてみてくださいね。
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